日本の10代少女のうち、容姿に自信を持っている人が7%。世界で一番低い。
これは、2017年に実施した【ダヴによる少女たちの美と自己肯定感に関する世界調査レポート】に書いてあったことです。
https://www.dove.com/jp/stories/campaigns/real-beauty-id.html
少し古い情報ですが、きっと今も大きくは変わっていないんじゃないかと思います。むしろ今の方がSNS等の影響もあって、自分に自信が持てない人が多いのではないかと。
これは10代を対象にしたものですが、成人を迎えた女性の中にも、かつてのわたしのように容姿に自信を持てずにいる人はいるはず。
そして、レポートにも書いてあるように、見た目に自信が持てないことで意見を言えなかったり、好きな服を着れなかったり、消極的になってしまうんです。
見た目への自信って、それくらい大きな影響があるもの。
人の価値は容姿で決まらないけれど、いつも人に見られる【自分の外側(容姿)】は心と密接な関係があるのだと思います。
赤ちゃんの頃は容姿がどうとか気にもしていないですよね。笑 それが成長していく過程で、誰かに言われた一言に傷ついて自信を無くしたり、雑誌やテレビで見た「世間が言う可愛い・キレイ」に惑わされて自分に自信が持てなくなってしまったり。
子供の頃は、家と学校という小さな小さなコミュニティーの中で生きているだけなんだけれど、それが本人にとっては【自分の世界】であって。その時に言われたことが、世の中の全てのように感じてしまうこともある。
大人になる過程で、徐々に自信をつけられることもあるだろうし、自信が持てないまま大人になることだってあるわけで。
じゃあ、どうやって自信を取り戻していけばいいのか?
よくわからない誰かが言った【可愛いの基準】は事実じゃなかった!と気付くこと、自分が思う美しさを知る。これだと思うんです。
よくよく考えたら【美の基準】や【センス】なんて人それぞれ違って当たり前。それなのに、「美人とは」「オシャレな人とは」って決まった型にはめるのはおかしな話ですよね。
本来は、自分がいいと思うものを信じて貫いていいんです。誰に何を言われようと。ファッションなら、大好きで着たい服を着ていい。
でも、そこまでできる人はなかなかいないのも事実です。そこまでではなくても、できる範囲で自分を表現していく。これだけで十分。
海外に住んでいた友達が「日本では好きな服が着れない」と言っていたことがあります。日本人は調和を重視する文化なので、周りの目が気になってしまうんですね。いい文化でもあり、苦しくもあり…。
でもわたしは、日本でも好きな服を心のままに着れるように変えていきたいんです。
「好きな服を着づらい」という心理的ハードルを少しでも和らげるために、「似合う」を活用していってもらえたらいいなと思っています。
着たいものを着る。やりたいことをやる。わたしはわたし。
自分の本音に沿ってラクに生きていけますように☻
自分に自信を取り戻したい人は
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